wordpressをリバースプロキシのバックエンドで動かす際に、ポート番号別受けはおすすめできない。
たとえば、次のようなケース:
・nginx revers proxy でhttps://domainnameでサーバ公開
・proxy_pass で、https://10.0.0.111:8080(例えば)として、wordpress稼働のhttpサーバに向ける
・結果、port番号が認識できずに、redirectループがおこったりする。
これを回避するために、nginx側のヘッダに
proxy_set header Host $http_host;
などとしてポート番号も渡すということでうまくいくことがあるが、なにせ相手は戦艦WORDPRESSである。これでうまくいくかは、使っているテーマやプラグインに依存する。実際elementorなどはまともに動かないし、Luxeritasもそれでは動作が変になる。
それよりは、受け側のhttpdにポート80のvirtual host設定をつくって、server_name(apacheもnginxもこの変数名)で処理するのが、悩まなくていい。
更に、port振り分けは扱うドメインが増えればhttpd側、FW側の設定が複雑になりますしね。
以上、悩んでいる人はvirtual hostで対応するのをがおすすめ、という話でした。